私のハノンの楽譜
最近ハノンもたくさん出版されているけど、
私の子供時代は全音出版だけ。
この1冊、40年近く使っているわけですが、
これを見るだけで、先生や母との思い出がぎっしりー。
おそらく小学校3.4年の時、
できなくて、腹が立った私は、
楽譜をこのように
ビリビリにし、
それを見た母に倍返しに叱られ、
楽譜を、粗末にしたお詫びをしに、
先生に挨拶に
出向くという
悪循環パレード。
なんでハノンなんかで、そんなに時間使ってて、
できないの!っとか母に怒られたなあ。
愛の鞭。
でも、ハノン完璧に弾くって
テクニック高いですよー!
ハノンが、宿題の生徒さん、
ハノンを、嫌わずに、やってね!
技術は絶対レベルアップするから!
何年か前、楽しい楽しいアメリカ教材ばかり使っていたら、生徒さんのテクニックが、思うより遥かについてなくて、ショックをうけた経験があります。
これではいかん!と即軌道修正です!
楽しいも大事だけど、レッスンが楽しい!だけじゃなく、演奏が楽しい、の方向に育って頂きたいのです。
それにはやっぱり楽しい教材ばかりでは補えないものが
あるのですねー。
みんなわかってねー。
苦しくなくひける、が楽しく弾けるの始まりです。
そのためのレベルアップが期待できる教材なんです!
2020 12月